最新の動き①

地域活性化っていうけど全国でお荷物になってるんじゃない?

とりわけ、建設予定地に近い地区での懇談会では「地域活性化のために作るべきだ!」との声がたくさんありました。確かにつくばでは、人口減少が止まらない地区が多数あります。若い人は仕事を継がずに、仕事やよりよい生活環境を求めて中心部や他市に出て行ってしまいます。結果として、集落にはお年寄りが多くなってしまいます。地域のみなさんの心配するお気持ち、地域を愛する気持ち、記者イガラシも各地を歩いていて痛いほど感じています。

では、運動公園ができることでその「地域活性化」ができるでしょうか?残念ながらそんなことはないでしょう。バブル期に年金基金を使って全国でアクセスの悪い場所に作られたグリーンピアなどの施設が、お荷物になってタダ同然で売却されたのはまだ記憶に新しいところです。

2015年、各自治体が取り組んでいるのは地域活性化の名の下によく考えもせず作ってしまって借金ばかりを生み出しているハコモノを「どうやって処分していくか」です(神奈川県秦野市などが先進事例)。その真逆の道をひた走るつくば市の総合運動公園計画は『噂の東京マガジン』という老舗の人気TV番組で異例の複数回の報道をされていますが、それくらい全国でもまれなトンデモナイ事業ということでしょう。

市長は「40年ぶりの国体と50年ぶりのオリンピックが来ることなど私が生きているうちはもうないと思う」(4月14日 内外情勢調査会講演)と言っていますが、そんなまれなイベントのために毎日の生活で困っている市民をさしおいて作っていいものでしょうか。さらには大会やキャンプ等誘致ができる可能性は「施設がなければゼロパーセントだけど、少なくとも施設があれば誘致活動ができる」(筑波小学校懇談会)といった程度のものです。心もとないのは記者イガラシだけでしょうか。。