最新の動き④

「見直しは賛成票」って? 市長自ら条例の趣旨をやぶって大丈夫?

そして極めつけは市長が吾妻地区の懇談会で「見直しの意見の人は賛成票に投じて欲しい」と訴えたことです。住民投票条例には「今の計画」について賛否を問うと明確に書いてあります。市長は住民投票の条例を決めるときに「見直しも入れた3択にして欲しい」という意見を出したので、議会でも見直しを入れた3択か、賛成と反対の2択かという議論がありました。結局「見直しというのでは、305億円を300億円にしても見直しということになり、市民の声を正確に把握できない。住民投票で現計画に賛成の市民が多いか、反対で白紙にして、仕切り直すかを2択で問うべき」という意見が議会で上回ったため2択の決定をしたのです。つまり見直しは「反対」というのが条例の大事な部分です。

ですから、「見直しが必要と思う人は賛成票を」と市長が強弁することは、自ら条例の趣旨を踏みにじり、議会の決定を軽視していることにほかなりませんね。自分の思い通りの条例にならなかったからといって、最高責任者であり、もっとも決まりを守ることが求められる市長が、条例趣旨を自ら破るような発言をするのは大きな問題です。さらに条例の趣旨を無視して見直しは賛成票を投じろ、などと市民にも求める有様は、いよいよつくばは法治国家の外に出てしまうような印象で心配になってしまいます。これについては弁護士の方も(市長の「見直しは賛成票を」発言が事実なら)「訂正をすべき」「見直しは当然反対票」と断じています(常陽新聞6月11日)。