総合運動公園計画の問題点②

土地代が高すぎるんじゃないの?

高い査定での交渉で24億円の税金がムダになったと指摘されています。

鑑定会社 鑑定結果
市が最初に出した鑑定結果 16,800円/㎡
市が購入後に公表したもう1社の鑑定結果 9,130円/㎡

※市が実際に購入した単価は 14,500円/㎡

場所について、もう一つ、なぜそこが選ばれたのかというのもナゾのままです。

市報によると「17箇所の候補地から、さまざまな要件をクリアした場所」を選んだそうです。どんな要件かと思ってみてみると真っ先に「面積要件:40ヘクタール以上の敷地が確保可能であること」と出てきます。ええ?なんで最初からそんなに巨大なの?

で、実際に市が「候補地として調べましたよ」と主張している17箇所のうち40ヘクタールを超えたのは今の予定地(46ヘクタール!東京ドーム10個分)と、15年も前に作られた基本構想の候補地3箇所だけ。しかもこの3箇所はどれもまとまらなくて頓挫したわけですから、そこに作れるわけないってわかってます。つまり、最初から現在の計画地しか残らない。まさか現在の候補地が決まってからアリバイ作りで他の候補地調べたなんてことはないですよね?いずれにせよ、40ヘクタールだなんてことを言わず規模を縮小すれば、他に候補地になっている既存のスポーツ公園の改修でも、もっとアクセスの良い未利用地でも十分に実現できるのです。

土地の購入金額は66億円でした。不動産鑑定結果の1㎡あたり16,800円という金額をもとに土地の持ち主であるUR(都市再生機構)と交渉し、1㎡あたり14,500円という価格で折り合ったと答弁していました。市は広報で高い理由を「市街化区域だから」と書いていますが、雑木林で坪換算5万円は高いんじゃないの、という指摘もあります。驚くことに、実は市はもう1社に不動産鑑定を依頼していて、そちらの評価額は1㎡あたり9,130円だったとの答弁がありました。もし安いほうの鑑定結果を使って交渉をしたら24億円以上の税金が無駄にならなくて済んだのかもしれないのです。

この問題については市議と市民が住民監査請求(市の税金の使いかたに不正や大きな問題があった場合に市の監査委員がチェックをする)を起こしました。結果として「不正や市に損害はなかった」という判断のようですが、土地についてのナゾは深まるばかりです。

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