総合運動公園計画の問題点⑤

市民の負担は増えないってホント?

巨大事業をやった場合可能性は2つ。
行政サービスをカットするか、増税をするかです。

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市報には、「総合運動公園を造ることで、市民の負担は増えるの?」という質問があり、「負担は増えません。市民税や固定資産税は法律で決められたものですので、総合運動公園を整備することで増加することはありません。」と書いています。逆に言えば他の税金は上げるかもしれない、ということです。

例えば、国民健康保険料はここ数年値上げが続いていますが、市が料率を決めています。下水道料金も数年前に大幅値上げ、今年の4月には上水道の値上げも決まりました。介護保険料も値上げが続いています。さらにさらに、都市計画税という新しい税もつくばで導入されて市民は負担増に苦しんでいます。その辺りのことは市報に一切書かれていませんね。

また、同じ所で「市民サービスの低下を心配される方もいますが、他の事業への影響が出ないよう配慮しながら整備を進める計画です」とも書いてあります。市長は各地の懇談会で「運動公園を作ったからといって、既存施設の改築や整備をしないわけじゃなくて、しっかりそっちもやる」と言っています。今ですらテニスコートはデコボコだらけ、サッカー場は4つのうち冬場には2つが管理できなくて閉鎖、体育館の老朽化も激しくバリアフリー化も進んでいない、そんな状況で今後お金が必要なのは間違いありません。そこに運動公園を作って、あれもこれもやります、ぜんぶやります、大丈夫です、負担増はしません、というのはどういうことなのでしょうか?

可能性は2つあります。今ある行政サービスをカットするか、増税をするか。いや、それとも現代の錬金術士がいて、お金を生み出してくれるのかな。いずれにせよ、この市報で書かれたようには進まないでしょう。地方政治で10年以上前から言われているのは「あれもこれも」の時代は終わり「あれかこれか」、つまり優先順位をつけることが求められているということです。でも、つくば市は未だに「あれもこれも、それもどれも」が大手を振っているようですね。

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