総合運動公園計画の問題点⑥

維持管理費すごく掛かるんじゃない?

建設費が305億円なら、維持管理から改修 ・解体は約700億円掛かります。

もう一つ問題なのは維持管理費です。市は維持管理費は年間で約3億円という見通しを発表していますが、どういう試算がされたのか疑問です。市長は健康拠点のような場所にしていく意向を持っているようですが、その部分の人件費等は入ってないようです。さらに、必須となる大規模修繕などの予算は一切入ってない。それらを含めていけば維持管理コストはどんどん上がっていきます。そして、この維持管理費の部分はよっぽど都合が悪かったのか市報の特集号ではまったく触れられていません。

公共施設の建設から大規模改修、解体までを考えると、作る時のコストは3割くらいで、その後の維持管理のコストが7割以上だと言われています(スポーツ白書)。つまり、仮に300億円で運動公園を作ったら、700億円以上が今後維持管理費で掛かってくるということです。合計1000億円。しかも、維持管理には国の補助金は出ません。

これらの点を懇談会で追求された市長は「公共施設を作る際に解体のコストを計算することはない」(つくば市役所懇談会)という驚きの発言で、会場にいた市民から「いや、ありますよ」と具体的な事例とともにツッコミを受けていました。

ちなみに305億円というのは、昨年の市の支出の45%ほどを占めます。巨大事業で話題になった東京都庁舎が建設費1600億円ですら、当時の東京都の年間予算の3%ほどでした。バブル期絶頂に計画されて豪華すぎると批判が多かった茨城県庁ですら800億円、当時の年間予算の7%です。いかに今回のつくば市の総合運動公園が身の丈に合わない、例のない事業かがわかります。

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