土地代が高すぎるんじゃない?

土地の購入金額は66億円でした。市は土地の購入前に議会に行った説明では、不動産鑑定結果の1m2あたり16,800円という金額をもとに土地の持ち主であるUR(都市再生機構)と交渉し、1m2あたり14,500円という価格で折り合ったと答弁していました。

一坪あたりに換算すると約5万円というのは、周辺の雑木林の相場からするとかなり高いのでは、という声は議会で土地を買う議論がされた時からありました。数十年間山林のまま荒れ放題、使うためにはまずすべて整地をしなくてはいけないこの土地がその金額はどう考えてもおかしいでしょう、ということです。でも、議員としては土地鑑定の結果から適正評価だということで賛成した方もいるかもしれません。

その後、購入後の議会でも追求がありました。そうすると驚くことに、実は市はもう1社に不動産鑑定を依頼していて、そちらの評価額は1m2あたり9130円だったとの答弁がありました。

もしもビジネスの交渉であれば当然コストを少しでも削減するよう努力しますし、ましてや貴重な市民の税金を使うわけですから、1円でも減らしていくべきところです。それが、なぜ市はわざわざ高い方の評価額を使って交渉をしたのでしょうか。7割も高い鑑定結果の方を使って交渉をした経緯は、謎に包まれています。仮にとんでもなくアクセスが悪いという条件に目をつぶって土地を購入したとしても、もし安いほうの鑑定結果を使って交渉をしたら22億円以上の税金が無駄にならなくて済んだのかもしれないのです。

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