そんなに借金して大丈夫?

市長は「国の補助金や借金を使うから大丈夫、市の負担はあまりない」と説明していますが、国の補助金が満額もらえる確証などありません。通称「まちづくり交付金」と呼ばれる補助金の獲得を考えているようですが、こんな大規模な計画で支払われている事例はほとんどないそうです。

そして、借金をする場合は当然返す必要があります。つくば市のお金の使われ方の特徴を20年間分の財務情報をもとに分析すると、同じくらいの人口規模の市と比べて目立って高いものが「公債費」という項目です。その金額、1年間で63億円。この公債費というのはひらたく言うと「借金の返済」です。つくば市では、借金の返済の割合が同じ規模の自治体と比べても多い、ということですね。

なんの借金なの?と気になってしまいます。実は、つくば市が合併したころに借入をどんどんやって、たくさんの公共事業を行った分の返済を今しているんです。たくさんハコモノを作れば、それだけ借金を返さなくてはいけません。さらに、さきほどの維持管理費も毎年掛かります(「物件費」という項目も同規模自治体と比べて高い)。ひと言にすれば、今のつくば市は「昔つくったハコモノの借金返済と維持管理にかなりお金が使われている」という状況です。

さてさて、それでもまた借金をして総合運動公園を作ろうとしています。その借金を払うのは、まだ生まれてきてもいない子どもたちかもしれません。借金よりも、明るい未来を残したいですね。子育てでも、介護でも、交通でも、農業でも、街灯でも、優先すべき課題は山積みなんじゃないの、という声が多くあります。

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