保育所に入れない!を解決

1,000人の保育所の待機児童解消をするのに12億円、
児童館を全小学校区に作っても25億円

「なんで保育所に入れないの?」との声をたくさん聞きます。いわゆる待機児童の問題。さて、まずは今のつくば市の保育所の待機児童の数は何人くらいいるでしょうか?

最新の数字によると、39人だそうです。ん?そんな少ないわけないじゃん?と感じた方も多いかもしれません。そうなんです、実はこの待機児童のカウントの仕方というのがまず問題があって、例えば最初から空きがないことがわかっているので入るのをあきらめて申請書を提出してない人は数えません。また、いわゆる補助金が出る市が認めた保育所以外のところ(無認可保育所)に入っていてもカウントされません。実はつくば市も子育て関係の会議で、潜在的には1,000人くらいの待機児童がいると認めています。

今ある保育所を最大限活かすことから始める必要がありますが、例えば民間の保育所は一定以上定員を増やすと入ってくる運営の補助金が減ってしまうという仕組みです。保育所ががんばって定員を増やそうとしても、その思いを削ぐような仕組みになってしまっているのも困りモノですね。ちなみに今保育所に通っている子どもの数はつくばでは4,500人くらいで、1年間の市全体の保育所の予算は約53億円です。単純計算で一人あたり117万円掛かっているとすると、仮に1,000人の潜在的な待機児童解消に必要な予算は12億円くらいです。運動公園の予算の30分の1ですね。

保育所と同じように、児童館も問題です。小学生以上が放課後過ごす場所の重要性は、働く親が増えるほど大切になってきます。でも、つくば市内には児童館がない地区がたくさんあります。そういう場所の多くは親御さんたちのボランティアによって何とか学童保育が運営されています。同じつくば市の中で、同じ税金を払っているのに。

今つくば市内に児童館は18箇所あって、予算は7億円弱です。一箇所辺りで考えると、市内の34全小学校区に児童館をつくるとしても、建設工事は1箇所1.5億、16箇所追加しても建設費は25億円ほどです。年間運営費は3,800万円くらいですから、運営費の追加は市全体で年間6億円。運動公園の維持管理費と同じくらいでしょうか。建物を建てずに学童クラブだけの運営ならはるかに小さな金額で可能です。

また、学童保育に行ける年齢もつくば市が運営する学童保育は原則3年生までですが、牛久市や石岡市ではもう6年生まで拡大されていますので、そういう方向にも充実して欲しいですね(※このニュース発行後、急遽今年4月から4年生以上も受け入れ可能と変更になりました。しかし、直前の決定で事前告知もほとんどなかったため申し込みができなかった方も多いようです)。

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