つくば市で住民監査請求ってやってるけど、何が問題になってるの?

新聞各紙で報道されましたが、昨年末に市民有志7名と議員7名でつくば市に対して住民監査請求が起こされました。ムズカシクテよくわからない、と聞かれることが多いので、今月はこの話題。

まず、住民監査請求というのはそもそも何でしょうか。一言にすれば「自治体の税金の使い方に法律違反があったり相当な問題がありそうな時に、監査委員にチェックしてもらう」ということです。多くの場合は税金の無駄遣いや不正支出があった場合に起こされます。

では、今回何が問題になっているかというと、やっぱり総合運動公園なんです。66億円の税金が使われたいちはら病院と高エネ研の間の土地の取得について2つの疑問が示されています。1つ目は「運動公園の土地が高すぎたんじゃないの?」ということです。不動産鑑定によると9,130円/m2と16,800円/m2の二つの鑑定価格のうち、市はなんと高い方の金額を元に交渉していました。普通だったら安い方の値段で交渉しますよね。結果として購入価格は14,500円/m2となりました。そのことだけでも20億円以上の税金のムダ遣いとなったと指摘されてます。しかも、去年の3月の議会で土地取得が14人対13人の一人差で決まった時は安い方の鑑定結果は議会に対して一切公表されていませんでした。なぜ?

2つ目の問題はさらに身も蓋もないのですが、この鑑定価格は実はドーデモよくて、市は鑑定結果が出る前から14,500円/m2で土地を取得することを決めていたということです。情報公開でわかった資料によると、鑑定実施日は2014年1月27日なのに、予算が内部で示されたのは1月22日でした。だったらこの鑑定をしたのも税金のムダじゃないか、というのが2つ目。

他にもこの問題では、平成26年9月に不動産鑑定の見積書を情報公開請求したら平成25年12月の日付なのに消費税率が8%になっていたとか。当時はまだ5%でしたが、まさか慌てて後から作ったなんてことはないはずですが。。

さて、住民監査請求は監査委員が60日以内に内容を判断し、市長へ勧告するかしないかを決めます。どういう結果になるでしょうか。

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