住民投票で圧倒的反対だった運動公園問題、今後どうなるの?

15-9s8月2日に行われたつくば市総合運動公園基本計画の住民投票は反対63,482票(80.8%)、賛成15,101票(19.2%)と、計画に反対する票が8割を超えました。調べた限り、全国の住民投票でここまで差がついた例は迷惑施設以外ではありません。

さて、今後どうなるの?ということです。

市原市長は今回の大差の結果を受け、計画の白紙撤回を表明しました。投票前は『反対しているのは一部の市民』『住民投票の結果に関わらずアンケートをやって必要な物を造る!』と宣言していたことを考えれば大きいことですね。

でも、これで終わるわけではありません。白紙撤回でメデタシメデタシという話ではなく、これをきっかけに建設的な議論が進んでいくことが必要です。今後まず、9月に開催される議会で市長が今後の方向性等についての話をします。それを受けて、議会がどういう議論をするかが注目をされます。何しろ、住民投票をやったことで圧倒的な反対が示された計画でしたが、少なくとも土地購入時において議会は可決してしまっています。そのご予算をつける段階では1人差でかろうじてストップ。そう考えると議会の構成が必ずしも運動公園について民意を反映しているとは言えません。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-01-00-56-08議会の議論に対しての視線はこれまでとは大きく変化をしてきます。今までのようにコストを考慮せず『こどもの夢のため』『世界のつくばだから』という抽象的な言葉では通りません。そして、市長もこれまでの議会では反対派の議員の突っ込んだ質問に対して従来通りの答弁を繰り返すだけでしたが、これも同じというわけにはいきません。なぜここまで民意とかけ離れた計画を強引に進めてしまったのかの総括をしなければ、第二・第三の運動公園問題が起きてしまうでしょう。

住民投票の結果について全国紙やテレビで報道がされましたが、どれも好意的な報道だったと思います。『さすがつくば市民だったね』という印象を与えることは一旦できましたが、これからが本当に大切。学べるニュースもしっかりお知らせしていきます。

This entry was posted in 学べるニュース and tagged . Bookmark the permalink.