一気に3つもできる小中一貫校、中身は大丈夫?

16-4s以前も学べるニュースで取り上げた学校建設がなかなか進まない問題。先月の議会でようやく建設の予算が決まりました。でも、おや?と思うところもいくつかあります。今月はこの話題。

今年度の予算で計画されるのは、3つの新しい小中一貫校です。研究学園駅近くの(仮称)葛城北部学園、みどりの駅の近くの(仮称)みどりの学園。そしてもうひとつが、北部地区にできる(仮称)秀峰筑波義務教育学校です。

さて、TX沿線では『学校がなかなかできない!』と問題になっていたのですが、筑波山の近隣ではどうだったのでしょうか?確かにこどもの数が少なくなっていたので課題はありましたが、小学校7校、中学校2校を統合して大規模な学校を作ることには地元からかなり疑問の声もあったようです。

元教育長の方や地域のPTAからも反対の声が出たようですが、結果として統廃合が決まりました。廃校となる学校の跡地についてもまだ白紙ということで、地域コミュニティの中心にある小学校がどう活用されていくかも気になります。

それに対して、既存校の長距離徒歩通学や過密化が問題となっている研究学園とみどりのについては地域待望の学校ということは確かでしょう。でも、出てきた予算で、ちょっと疑問の点もあります。例えば、秀峰学園には体育館が2つありますが、研究学園とみどりのには体育館が1つしかありません。最大で9学年45クラスとなる学校で、体育館が1つしかなければ授業の調整だけで大変でしょう。もし雨の日などでグラウンドが使えない日は、9年生と1年生が同じ体育館なんていうこともあるかもしれません。スポーツ教育の専門家も『同フロアでは先生の声も届かない。年齢差のある子が一緒になれば危険もある』と指摘しています。体育館をネットで仕切るそうですが、その理由を議会で問われた市は『合理性を考え』『壁が少ないほうが効率性が』といった答弁でした。つまり予算が足りないってことでしょうか?『こどもたちの夢のため』という理由で年にこどもが1回使うかもわからない305億円の運動公園をつくろうとしていたつくば市が、確実に毎日使うことになる体育館の数億円が出せない?…予算の優先順位を変えて行くことが必要でしょう。

 

 

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