市議会議員ってなにやってるの?

「議員さんって市役所の職員なんでしょ?」と誤解されることが結構ありますが、そうじゃないんです。市議会議員は市長の子分じゃないんですね。市長は多くの場合「こういうことがしたいからいくらの予算を認めてほしい」といったことを議会に提案します。そして、市議会議員は議会の中で、市政に必要な予算や条例を決めます。およ、議会ってけっこう大切?そうなんです。議会は市に関することを全て決める場所なので「議決機関」と呼ばれます。

では、議会って何を決めてるの?ということですね。それはもう、なんでも決めてるんです。身近なところでは保育所の待機児童を解消するためにどういうことをするか、とか、暗いから街灯の予算増やすとか。まず市長が提案して、議会が議論してそれを決めているわけです。

そのわりに市がよくなってる感じはしないなあと思う方もいるかもしれません。それもそのはず、実際は議論はなかなか深まらず、ほとんどのことが市長の提案通りに決まります。市長が提案した内容が否決をされる、ということはまずありません。逆に、イチ議員の提案というのは、なかなか実現に至ることはありません。

例えば、全国的に広がる「こどもの医療費の無料化拡大」については、つくばでもこれまで一部の議員が議会で提案をしてきました。でも市長が「やらないよ」という考えだったので市長からの提案はなく、進みませんでした。で、市長が考え方を変えて「やるよ」となると今度は一気に進む、というのが実態なんですね(こどもの医療費については別の号で改めてくわしく書きます。)

よく市長と議会の関係は「車の両輪」なんて言われます。「一緒にバランス良く進んでいきましょう」って意味ですね。でも、ちょっとまってください。もし車の両輪だったら、ハンドル動かした方向にそのまま行くわけです。運転が下手だったらもうそのまま事故になっちゃう。実際にそれが起きたのが財政破綻して有名になった夕張市です。

同じことにならないために、つくばでは何が必要か?市長と議会が建設的に議論をすること、そして市民がそれをちゃーんと見ていくことですね。

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