保育所ってなんでいつも空きがないの?

もうすぐ、つくば市の保育所への入所受付が始まります。「なんで保育所に入れないの?」といわれることが多くあります。今回は待機児童のお話。

まず、現在のつくば市の保育所の待機児童の数は何人くらいいるでしょうか? 最新の数字によると、30人だそうです。ん?そんな少ないの?と感じた方も多いかもしれません。ちょっと友達を数えるだけで困っている夫婦は二桁くらいはいるじゃん。そうなんです、実はこの待機児童のカウントの仕方というのがまず問題があって、例えば最初から空きがないことがわかっているので入るのをあきらめて申請書を提出してない人は数えません。また、いわゆる補助金が出る市が認めた保育所以外のところ(無認可保育所)に入っていてもカウントされません。これは、国全体でも同じなのですが、表面上の待機児童と、潜在的な待機児童には20倍くらいあると言われています(計算の仕方によってはもっと)。

そんなにいるならじゃんじゃん保育所作ればいいじゃん、と考えるのですが、そうもいかないわけですね。新しい保育所を作るには莫大な建設コストが掛かり、時間も掛かります。民間でやるとしても、認可保育所になるためにはとてつもなく細かい規制や基準をクリアして何年も掛けて初めて取得できるわけです。

うーん、困ったな、と思うのですが、先進的な自治体ではすでに色々な取り組みで待機児童を減らしています。例えば、都市部の待機児童を農村部の定員割れしている保育所にバスで届ける仕組み(保育ステーション)はTX沿線で進んでいます。また、基準にものすごく大きな開きがある認可保育所と無認可の間に、中間の基準を持つ「認証保育所」といったものを作ること。これは、安全基準などは守りつつ建物の基準を柔軟にしたりして、自治体からも補助が入るようにする仕組みです。事例はいくらでもあるので、つくばでも進んでいけばいいですね。

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