つくばの公務員宿舎ってどうなっちゃうの?

1年ほど前に、つくば市内にある公務員宿舎の廃止が表明されました。これまでも市内にあった公務員宿舎は少しずつ廃止されてきたのですが、今回は3千8百戸のうち2千6百戸を一気に削減するから、2015年までに出て行って下さいという急展開で、じぇじぇじぇ(そろそろ賞味期限?)と思った方も多いでしょう。今月は、知っているようで知らない公務員宿舎のお話し。

そもそも、公務員宿舎って、誰が管理しているんでしょうか?市?県?国? 答えは、主には財務省です。国策として、研究学園都市を作るために今から40年ほど前に作られ始めました。で、実際の管理は関東財務局という、出先の機関が行っています。今、なんで公務員宿舎が廃止になってきているかというと、財務省は他の省庁に対して「お金がないんだからムダ遣いは減らしてね」ということを言っているわけです。そうであれば自分たちが持っている資産も少しでもお金に替えていく必要があるということですね。そう、公務員宿舎のほとんどは民間の開発業者に入札で売り出されます。

そして、売りだされた後も課題があります。多くの民間企業ではこれまでのつくばのゆとりある町並みを意識した計画を作ってくれて、すでにそこに移っている人も多くいますが、時に「大丈夫かな、これ」みたいな計画もありました。まあ、そういうところはやっぱり売れるまで相当苦労するようですが。

緑が多くつくばの景観の特徴の一つでもあった公務員宿舎、何しろ広い面積です。跡地についてどんな風に地域ごとの特徴を出すのか、一気に人が移動することで学区のこどもの数がガラッと変わる可能性にどう対応するか、何より今後のつくばの魅力をどう高めるのか、といったヴィジョンを示すことも必要ですね。

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